【宮森LOG】

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SCE、SACD再生対応PS3の出荷を1月で終了

SCESACD再生対応PS3の出荷を1月で終了-「今後は40GB HDDの新型PS3を戦略的に集中展開」

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCE)は10日、「PLAYSTATION 3(PS3)」のHDD 20GBモデルと60GBモデルについて、国内向けの出荷を2008年1月で終了すると発表した。「今後は40GB HDDを搭載した、新型PS3“CECHH00シリーズ”を戦略的に集中展開する」という。

 20/60GB HDDのPS3は、2006年11月に発売された。2007年11月から投入されている、新しいCECHH00シリーズはPS2ゲームとの互換性やSACDの再生機能を省いた代わりに、39,980円と低価格化を実現した。そのため、今後はSACD/PS2ゲームの互換性を持つPS3は販売されないことになる。


http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080110/sce.htm

ええと、要するに『PS・PS2ソフトとの互換がなくなります』ということですね。

現状PS3は「60G」と「20G」にPS・PS2との互換性があるわけですが、それが無くなってPS3ソフトのみ遊べる新型40GだけでSONYは勝負するということ。

ゲームを遊ぶのがメインでPS3を購入する予定の人からすればこれほど負なニュースはないですね。互換性あってのプレイステーションシリーズだと思うんだけどな。

ゲームアーカイブというWiiで言うところの「バーチャルコンソール」なシステムでPS・PS2のソフトを配信するんだろうけど、そうだとしてもダウンロード料金は発生するだろうし、手元にソフトがあるのにさらに金を払ってまでダウンロードしようと思うかと言えば『否』でしょう。

ユーザーの声が多ければ互換性のあるモデルの再発もあり得るということだけど、それなら初めからユーザーがチョイス出来る現状を維持するのがベストなんじゃないのかと思うわけです。

無駄に高スペックで高額なものはゲーム機としては必要とされてないってのが分らなかったSONYの大失敗。ゲーム機は家電ではありません、玩具ですよと。で、ここでさらに必要不可欠な機能の削除。何やってるんだか。

なんでこんな極端なことをやるんだろうか。そうじゃなくて例えば20G・60Gをなくす代わりに40Gの互換性有りモデルを発売するとか出来ないんだろうか。そうすればこんなに問題視されることもないだろうに。

しばらくは平気だろうけど20G・60Gの在庫が無くなった時にそれらが一気にプレミア化して値が高騰する可能性がある気がする。PS3未購入で購入を検討中の人はこの機に20G・60Gのどちらかの購入をおすすめしますよ。

個人的にはすでに60Gを持っているので問題無いわけですが、これからPS3を購入予定の人には大問題です。