Perfumeニューアルバム「⊿（トライアングル）」通常盤＆初回盤 購入

通常盤と初回盤の2枚を購入しました。（左の赤い帯が初回盤。右の3人が写っているのが通常盤）

この「⊿」ですがタイトル発表当時、いったい何と読むのか議論になりましたが個人的に「トライ」または「デルタ」がカッコよくていいかななんて思ってました。結果はシンプルに「トライアングル」と読ませるという事でしたが変にひねっても読めないからこれはこれでいいのかなと。実際このアルバムには「⊿」という記号だけで読み方は書いていないので読み方を知らない人ももしかしたらいるかもしれないですね。「トライアングル」と読むのですよ！（笑）

そんな事はさておき今作の曲調や使ってる音など、前作「GAME」とはまたガラッと雰囲気が変わりましたね。とっつきやすそうな、聴きやすい曲が多い印象。完全に別のステージに移行した感じ。

そんな中で特徴がありまくって印象に残りやすそうな曲は「edge<⊿-mix>」と「NIGHT FLIGHT」。ちょっとこの2曲は突出してしすぎているんじゃないかな。曲の出来が、という意味ではなくてあくまでもこのアルバム収録曲の中で「特殊」という意味で突出していると思います。もちろん曲の出来も申し分ありませんが。

このアルバムは1～6曲目までと7曲目以降とで分けることが出来るなぁと聴いてて思いました。2部構成。

6曲目の「Kiss and Music」で一段落した後、7曲目の「Zero Gravity」からラストまで一気に行く感じ。そういう意味じゃ曲順もよく練られていてアタマからラストまで全く嫌味が無く何度でも通して聴けます。ラストの「願い Album-mix」もすごく良いですね。正直に言うとオリジナルの「願い」はそんなに好きじゃなかったんですが、このAlbum-mixは気に入りました。

個人的に「GAME」よりも良い意味で「まとまった」アルバムだと感じました。楽曲の変化というのは中田ヤスタカ氏の「Perfumeへ提供する曲」という部分とヤスタカ氏の「更なる変遷の兆し」だと思っているので一般への迎合（レベルダウン）だとはこれっぽっちも思いません。とても前向きに聴くことが出来たアルバムです。

さて、しばらくはこのアルバムを無限ループ確定だな。ツアー初日の戸田が楽しみで仕方ないぜ！