マイケル・ジャクソン
マイケル・ジャクソンが死んでしまった。
正直に書かせてもらうと、追悼文らしきものを書くほどファンでもない。
しかし思い出がある。
アルバム「デンジャラス」発売当時、同級生の友達の家でこのアルバムを聴いた。収録曲の「ブラック・オア・ホワイト」のさわやかさがやたらと印象に残った記憶がある。この友達とは洋楽仲間で、メタリカやニルヴァーナは彼に教えてもらった。俺の音楽のルーツはここにあるといっても過言ではない。
ビートルズ、ピストルズやクラッシュというベタなところを聴いてみたり。
ナパームデスのアルバムを聴きながら「デス声」をまねして2人で爆笑してみたり。
俺がテクノに目覚めてからロッテルダム等を聴かせてみると「かっこいい」と言って順応してしまったり。
そんな彼も今では2児の父だ。
時間は止まらない。
大スターもいつかは死ぬ。みんな死ぬ。
いつ死ぬか分からないからこそ俺は面白い事のみ追求しようと趣味ばかりに時間を費やしている。ガンをやってからその傾向は顕著だ。やりたい事やって自分が満足なら悔いなく死ねるはずだから。
マイケルは悔いは無かったのだろうか。7月に最後のツアーを予定していたとか。
・・・と、そんなもん本人にしか分からないから詮索するのはやめる。
バカと天才は紙一重。相対性理論で有名なアインシュタインもかなりの奇人だったらしいし、マイケルもこういった部類に入る人なのではないかと思う。
とにかく故人のご冥福をお祈りする。