2017年10月7日(土)東京国立博物館「興福寺中金堂再建記念特別展 運慶」に行ってきた (運慶展)
待ちに待った「運慶展」に行ってきましたよ!
玉眼という目に水晶で作った眼球を入れる技法で作られた像が特に力強さを感じました。
とにかく印象に残ったものを各章ごとに列挙しておきますね。
第1章 運慶を生んだ系譜 ― 康慶から運慶へ
【国宝】大日如来坐像
【国宝】運慶願経(法華経巻第八)
【国宝】法相六祖坐像
康慶作の法相六祖坐像のリアルなお坊さんの造形が素晴らしいです。
第2章 運慶の彫刻 ― その独創性
【国宝】毘沙門天立像
【重文】地蔵菩薩坐像
【国宝】八大童子立像
【国宝】無著菩薩立像 世親菩薩立像 (むじゃく・せしん)
【国宝】四天王立像
無著さん世親さんの圧倒的存在感とその周りを囲むように配置された四天王の特に多聞天のカッコよさったらないですね。
第3章 運慶風の展開 ― 運慶の息子とその周辺の仏師
【国宝】重源上人坐像
【重文】神鹿
【重文】子犬
【国宝】天燈鬼立像 龍燈鬼立像
【重文】十二神将立像
神鹿と子犬は可愛くて癒されました。天燈鬼と龍燈鬼はやたらと筋骨隆々で面白かったです。十二神将は5体と7体で別々の場所で保管されていますが今回なんと42年ぶりに12体が揃っています。
ゆっくりじっくり見て回って2時間かかりましたが音声ガイドの小野Dのイケボも相まってとても楽しめました。
出来ればもう一回行きたいですね・・・11月26日までやっていますよ!
おたべと図録を買いました。
久しぶりに生八つ橋を食べました。美味しかった~。
図録もとても良い物です。
それと、トーハクに置いてあった運慶展の号外です。
いただいてきました。